私の周りでは、私の言うスピリチュアルについて、旦那さんや家族、大学からの友人など、全くスピリチュアルに興味のなかった人にも、受け入れられています^^
というのも私自身、昔からかなり現実的なタイプなのです
私は、今でもスピリチュアルと現実(リアル)のバランスをとても大事にしています
スピリチュアルといっても、イメージだけで一括りにできるものではなく、いろんな使い方や捉え方をしている人がいます
この記事では、私の考えるスピリチュアル(=地に足のついたスピリチュアル)について書きました^^
地に足ついたスピリチュアルとは?
みなさんは、「スピリチュアル」と聞いて、どんなイメージをもっていますか?
「スピリチュアル」とは、本来、「精神的な」「聖霊の」「霊的な」という意味を持つ英単語です。一般的には、潜在意識や集合意識、エネルギー、占いといったものも含まれています。
最近は、瞑想(マインドフルネス)やヨガも一般的になり、スピリチュアルを取り入れた自己啓発も広まってきています
風水や占いも一応、スピリチュアルに入っています
スピリチュアルは目に見えない領域を扱う分野なので、
- 地に足ついてない
- 胡散臭い
- 現実逃避
- 感謝を強要される
といったイメージをもたれている方も多いと思います
もともとエネルギーというものを感じやすい私でさえ、「スピリチュアル」という用語に対してはそう思っていました(笑)
しかし実際には、日本は元来、八百万の神(神道)や仏教が浸透しており、心の在り方や目に見えない領域に対する信心が深い民族です
さらには、量子力学とスピリチュアルという記事にも書きましたが、量子力学や脳科学の分野で解明されてきている部分もあり、目に見えないからといって、そのメカニズムを全て否定することはできなくなってきています
では、なぜそこまで“スピリチュアル”という用語に対して、過剰に反応したり批判する人がいるんでしょうか?
それはズバリ、高額ビジネス(ほとんど詐欺)のネタとしてスピリチュアルが利用されやすいからだと思っています
(もちろん、高額だからといって、すべてのものが詐欺だというわけではないですが)
ヨガや瞑想などの現実的なスピリチュアルと、地に足のついてないスピリチュアルの違いは、実感できる結果を目的としているかどうかだと、私は考えています。
- 体が楽になるヨガ
- 頭がスッキリする瞑想
- よく当たる占い
- 自分らしい人生が歩めるスピリチュアル
というような、現実と紐づいていて、結果が実感できるものは、根拠がどうであれ、受け入れられやすいです
逆に、
- 恐怖心や依存心を利用している
- 特別感を煽る
- 宗教的・カルト
- 魂のレベル向上のような、実感できない目的
- 中身の伴わない高額講座
といった、目に見えない領域であることをいいことにスピリチュアルを利用しているようなものも実際にあります
(提供している本人自体、洗脳されている可能性すらあります)
そういうものはハッキリ言って、私自身が苦手です
こういうものにハマってしまう人は、現実とのバランスが崩れてしまい、周囲と調和できず、現実的な生活はボロボロになってしまったり、後から気づくというような人も多いです
スピリチュアルに嫌悪感をもつ方は、このようなスピリチュアルのイメージがイコールになっていて、“地に足ついてない” “怖いもの” と思い込んでいる方が多いように思います
スピリチュアルは、現実に肉体をもって生活している以上、やはり現実と紐づいていることが大事だと思っています
スピリチュアルとの関わり方は人それぞれですが、私は、地に足のついたスピリチュアルをおすすめしています
スピリチュアルは豊かに生きるためのツール
例えば、心理学を学ぶとき、多くの人は、心を楽にするために学びます
心理学を知ること自体が目的なのではなく、心が楽にすることが目的です
それは、スピリチュアルも同じです
現実に起きている悩みや苦しみを乗り越えたり、より良い人生を歩むために興味をもつ人が大半です
現実感のないスピリチュアルも、知るだけで楽しいのならそれはそれでいいと思いますが、多くの人にとってのスピリチュアルは、方法(ツール)であって目的ではありません
心を楽に本来の自分を生きること、現実をより豊かに生きるために活かすものです
占い(占星術など)についても、自分をよりよく知り、その資質や才能を存分に生かすことが目的です
なので、それを知ることによって、現実が辛くなる、お金がなくなっていく、自分をごまかすことになるのなら、知らない方が良いくらいなのです
それを知ったから魂のレベルが上がるとか、信じれば救われるとか、実感できないものや自分以外の存在に依存する(信じ込む)のは、危険ですし、洗脳されてしまう可能性もあります
- 儲からない投資術
- 苦しみが増える心理学
- 運が悪くなる風水
みたいなのと一緒で、こんなものは知ってもどうにもなりませんから(笑)
実際、スピリチュアルにはそういうものも多く紛れ込んでいます
残念ながら、幸せになれないスピリチュアルです
現実とスピリチュアルのバランス
スピリチュアルにハマる人がしくじりやすいポイントは(たくさんありますが。笑)、現実的に生きるか、もしくは、スピリチュアルに生きるかという選択をしようとしている点にあると思います
それは、選ぶべきポイントではありません
現実的な生き方とスピリチュアルな生き方は、二択ではないのです
それは両立できるし、しなければならないものです
バランスが本当に重要なのです
そうでなければ、地球に肉体をもって生まれてきた意味がないからです
東洋の思想に、“陰陽”という言葉があります
以下、簡単にまとめておきます↓
陰陽(いんよう)とは、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰(いん)と陽(よう)の二つのカテゴリに分類する思想のことです。
世界は陰と陽のバランスで出来ています。例えば、男と女、昼と夜、太陽と月など
、どちらが欠けても、バランスが崩れてしまいます。
陰と陽どちらが良いとか悪いということではなく、両方のバランスがとれていることが大切なのです。
現実とスピリチュアルを陰陽に当てはめると、
目に見える世界(現実)=陽
目に見えない世界(スピリチュアル)=陰
となります
現実とスピリチュアルを分離してはいけないのです
肉体と魂がそろって、初めてこの世界を生きることができます
どちらか一方だけに偏る、というのは自然の法則からもずれているということがわかります
最後に
私は地に足のついたスピリチュアルのことを、
スピリチュアル×リアル(現実)=スピリアル
と呼んでいます
肉体や現実も大事にしながら、スピリアルな視点を日常に取り入れることで、身も心も豊かになる方法を伝えていきます^^
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