この記事では、占星術とホロスコープのざっくりとした解説と、魂のブループリントとの関係性について書いています。
占星術の世界観
人はかつて自然と調和して生きていました。
文明が発達する以前は、現在よりも自然と一体化した生活の中で、人は自然界という大きな輪の中のひとつであると考えられていました。
星や宇宙を含む自然界の様々な存在は相互に影響を及ぼしあっており、人は宇宙や自然のリズムの影響を受けていると、一般的に考えられていました。
そのような世界観の中で生まれたのが占星術です。
占星術では、「私たちは宇宙や自然とつながっている」ということを前提として、人の性質や一生を読むことができると考えられてきました。
占星術は、紀元前2400年頃の古代メソポタミア文明の時代から人々の生活に用いられ、世界中で研究されてきたという長い歴史から、統計学的な要素も含まれている“人類の叡智”といえます。
出生ホロスコープとは?
ホロスコープとは、占星術で使う星(惑星)の配置を示した図のことを表しています。
特に出生(ネータル)ホロスコープは、人が生まれたその時の天空に散りばめられた星の位置をプロットした配置図のことを指しています。
※一般的なホロスコープは、天動説(地球を中心に惑星が回っているという説)に基づき、地球から見た星の配置図を使っています。
一般的な星占いでは、太陽の配置された星座を指して○○座としていますが、西洋占星術では10個の惑星がそれぞれの星座に配置されています。
占星術では、人は生まれた時の星の影響を大きく受けていると考えられています。
ホロスコープを読むことで、その人が生まれ持った資質や能力、性格、魂の意図などを知ることができる、と言われています。
占星術と魂のブループリントの関係性
ここからは私の一つの見方としてご理解下さい。今後学びを深める中で、解釈が多少変化する可能性もあります。
魂はエネルギー体で、特有のカラーのようなものを持っています。
地球に魂が生まれてくるとき、それぞれテーマ(目的)を持って生まれてきます。
これは誰かから与えられた使命などではなく、自分自身で意図してきたもので、
どう体験するか、どう攻略するかは本当に自由です。
(↑時代的にもますます自由になってきています)
また場合によっては急遽変更(笑)とか、ざっくりとしたテーマしか決めずに生まれてきている方もいるので、人によりけりなところがあります。
(↑ひたすら自由でいることが社会的役割みたいな…)
そのテーマを探求するために、それに相応しい肉体・性格・環境を選びます。
地球上では、肉体のもつ自我(観念)が、この世界をどのように体験するかを決定しています。
一方で、
『どんな観念があったとしても、必ず真実のエネルギーを見つけさせる』
という宇宙の法則(流れ)があります。
真実のエネルギー=魂本来のエネルギー
であり、
魂は、それぞれのカラーを持った愛のエネルギーです。
ホロスコープは、魂のエネルギー(=本来の自分自身)に近づいていく過程、出来事や葛藤、自我(観念)、魂の生まれてきた意図など、様々なことを示しています。
ホロスコープによって示された体験を通して、目的としていたテーマを探求していきます。
同時に、“魂と調和・統合した自我”が完成していきます。
(↑一般的にみてバランスがとれている、ということではないです)
人によって、あるいは時期によって、特定の惑星のエネルギーを否定したり、依存したりすることも経験します。
全てのエネルギーを統合していくほどに、本来のエネルギーに近づいていきます。
各惑星のエネルギーや星座(サイン)が過剰な主張をすることなく、調和・統合します。
本来の自分自身と一体化した自我は、執着やこだわりは薄くなり、どんどん自由になっていきます。
(↑ストッパーや抵抗がない、という感じでしょうか)
なので、各星座は、経験を通して成熟すると、かなり性質の出方が変わってきます。
また一人一人の社会的な役割は、必ず社会と調和し、豊かさの循環をもたらします。
(↑社会的な役割といっても、特定の職業やステイタスに限定されることはありません)
資質や才能、能力は、人生を探求していくためのアイテムにしか過ぎません。
資質や性質もそこにとらわれれば、それは枠や制限になります。
とらわれる意識から解放され、エネルギーを自由に使いこなせれば、より人生を豊かに経験するためのアイテムになります。
という感じで、ブログの文章だと伝わりづらいかもしれませんが、ざっくりと占星術と魂のブループリントの関係性について書いてみました。

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