コラム

「怒り」について 〜自由と解放へと導くセンサーとしての役割

こんにちは、祐奈です。

今回は、蠍座新月というタイミングもあり
以前にアメブロ等でお伝えしていた

「怒り」の感情について

改めて、お伝えしていきます。

怒りの感情だけが特別、
ということではないですが
怒りの感情は、数ある感情の中でも、
抑圧されやすく、強いエネルギーを持ちます。

カタカムナでの「怒り」の意味

怒り(イ・カ・リ)とは、
カタカムナで紐解くと

離れる力・陰極まって陽に転ずる力

を、意味しています。

「怒り」を通じて
自分を理解していくことで

自分を守り、自由にする

自由と解放へと導く
センサーとしての役割を持ちます。

参考リンク:カタカムナとは

スピリチュアルや自己啓発における盲点

スピリチュアルや自己啓発などでは、

◇ 怒りをコントロールする方法
◇ 怒りを手放す

といったことがよく言われていますが

怒り=悪、という設定のまま

なんとかしよう、
なかったことに、としていると

怒りを感じるのはよくない
という抑圧を(反射的に)
してしまうことがあります。

怒りの抑圧は、
不感症と虚無 
にいきつきます。

感情を感じるのは、ある意味、
センサーであり、結果なので
この感情は感じたくない、
この感情だけを感じたい、といって
「感じること」そのものを
コントロールすることはできないのです。

これは、スピリチュアルを学ぶ中で

◇ 中庸 (良いも、悪いもない)
◇ ジャッジメントしてはいけない

といった教えに囚われてしまうと、
ハマりやすいところだと思っていて

怒りを抑圧していることに気付かず、
無気力になっていってしまう
ということもあります。

私自身、コントロールに気づかず
(相手は、「良かれ」と思ってのこと)
怒りを抑圧していた結果、
魂や力が抜けていくような感覚
不調になる、という経験が
実際にありました。

日本人の持つ罪悪感と怒りの抑圧

特に日本人は、怒りに対する
ネガティブなイメージ

断ることや自分を貫くことへの
罪悪感を持ちやすいので

抑圧(見て見ぬふり)されやすい
感情なのですが

誘導なども多い、今の時代

◇ センサーとしての
「怒り」や「違和感」を感じていくこと

◇ 自分にとっての「NO」を感じること

それらに蓋をしてしまうことで
自分の感覚や軸を
見失いやすくなりますので、
気を付けておきたいところです。

怒りの奥にある「愛」に気付く

感じる怒り(感情)を
在るがままに受け止め

感情に浸る、のでも
なかったことにする、でもなく
「在る」感情を、そのままに
認識(俯瞰)するようなイメージです

それを外にある対象に向けるのではなく

外にある対象は、変化や気付き、
パワーを引き出すキッカケでしかないので

出来事の奥にある“真意”に
意識を向けていくことで

氣付きがうまれ、

軌道修正や変容の
大きな原動力になります。

怒りも、奥にあるのは同じ
生命エネルギー、

愛の現れ(=神の愛)
そのものであり、

たとえ、依存や不満、比較など、
自我によってうまれた怒りであったとしても

怒りを感じる相手や出来事を通して
内観していくと

自ら囚われていた
制限や世界観

他者に向けてしまうコントロールや疑心、
”許せない”は、必ず自分へも向けられています

気付きたい
自分を赦したい
自立したい
自由になりたい

といった

魂の想いが、
必ず存在しています。

天王星・火星のエネルギー

例えば、社会において感じる
「理不尽さ」や「もどかしさ」

自分からは遠い現象に対する
怒りの反応なども

魂の方向性やテーマ
表現したいことを示していたり

役割に気付くキッカケとなることもあり

怒りは、扱い方次第で

行動においても
意識や内面においても、

変容のパワー(=転換点)
になります。

特に怒りは、火星や天王星とも連動しており
自分を守り、信頼すること、
自立や自由を、促してくれるのです。

闇(陰)も光、ということの意味

魂(宇宙)は、本来

出来事や体験を通じて

さらなる自由や解放へと
「意識の拡大」を促そうとするので

その過程で

怒りや、悲しみ、絶望
といった反応が湧くのは、
とても自然なことです。

感じてはいけない
反応や感情などはなく、

すべては源である自分自身が
生み出した体験であり

最善の気付きの出来事として

怒りが湧く対象を通して
その真意に気付くことができれば

その気付きや進化を
もたらしてくれた存在に

自然と、感謝も湧いてきます。

真意に到達すると、ネガティブな感情も
自ずと消滅していきますが

感謝を無理に引き出そうとするのではなく、
ゆるし、腑に落ちるタイミングが
自然と訪れるイメージです。

怒り、悲しみ、絶望

など

どのようなベールを纏う
感覚・反応・エネルギー
出来事であっても

闇(陰)として扱い
すぐに手放そう、とするのではなく

あるものをあるがままにみて

暗いベールの奥にある

真なる想い
魂の叫び
光の道標

わたしは、どう在りたいのか

を汲み取り

自由と解放へと導く光を
みいだすことができるのです。

* … * … * … * …* … * … *

お読みいただきありがとうございます。
それでは、また♡

感情の扱い方(感情に囚われない)
グルグルした時の対処法については、
こちらの記事に詳しく書いてます↓


「怒り」や「感情」についてを含む、
スピリチュアルや自己啓発の盲点となりやすい
ポイントをまとめて解説している講座はこちら↓

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