コラム

感情について 〜感情と感覚の違い、感情と病気の繋がり

こんにちは、祐奈です。

秋分を過ぎ、10月となりましたが
いかがお過ごしでしょうか。

今年は、長いこと暑さが続き
ようやく、秋らしくなってきましたね♪

個人的には、バリ島から帰国後
少しバタバタとしており

先日は、義母の手術・入院がありまして、
とっても不安や心配の絶えない方だったので

脾臓に大きな腫瘍ができ、手術となったことは
まさに、な場所(出現)ではあったのですが

ひとまず無事に終わり、
一区切り、というところです^^

病気については、感情の影響のみではなく、
先天的なものや、物理的な影響(歪み)

魂・家族のテーマなど
様々な側面があり、
一概には言えないのですが

陰の氣や感情を
グルグルと巡らせることで

体がストレスを受け、
不調や病気がつくられる、ということは
とても多く見受けられます。

そんな最近の流れもあり
今回は改めて、感情について
まとめてみたいと思います。

感情と感覚の違い

感情=感覚、ではないので、
そこは注意が必要でして

感情と感覚、それぞれの、
「感」=感じる、に続く語の意味
をみていくと分かりやすいのですが

情=人間的な心情の動き、主観的側面

覚=悟り・覚り(さとり)、迷いの反対

感覚(不快感や違和感を含む)とは、

思考等の「理由なく」
本能・直感的に察知する・湧くもの、

「なんとなく、そう感じる」
「肌に合う・合わない」

という類のもので、

これまでの講座やブログ内でも、
魂の声(感覚)や直感と
ほぼ同じ意味で使っています。

一方、感情は、肉体における
思考や意識の状態(自我や世界観)
などによって変化する(揺らぐ)ものです。

(感情や思考によって生み出される違和感
もあるので、混同しやすいのですが)

感情の正体(存在している理由)

一般に、ネガティブな感情は悪いもの、

と認識されていますが

本来、感情自体は
反射・反応的に起こるもので

不快感・違和感と同様

とても重要なサインや
センサーとして機能しており

本来、ネガティブな感情は、

変容(解放)のキッカケ
になるものであったり

そういったサインを基に

◇ 自分(という本質)を知る

◇本音や真なる想いに気付く

◇ 盲点に気付く

◇ 意識(認識や捉え方)の構造を
  調えること

など

(実際には多くのパターンがありますが)

そこに
【何かしらの学び(課題)がある】
ということの

お知らせ(警告)機能として、
存在しています。

感情は、システマチックに
意識や世界観、思考の設定の通りに
反応・展開していくものなのですが

気付きによって
世界観(物事の捉え方や見方)が変化し

視野(意識)が拡大していくと

以前と同じような反応は
起こらなくなります。

(実際には、少しずつ変化していく、
感情が起こってもスルーできる
というようなイメージです)

また、苦しさをつくっていた
意識や世界観、思考の設定が
ととのっていくことで

魂と肉体意識の差がなくなり

魂と肉体の循環においても
摩擦が少なくなるため

とても生きやすく
感じるようになっていきます。

盲想の強化(反復)と自我の特性

一方、自我の性質としては

出来事が起こったときに
感情にフォーカスしすぎてしまうと
物語(幻・盲想)を展開していきやすい

という特徴があるのですが

何も気付きや変化がなければ、通常

起こったままの感情や世界観(意識)を
強化(反復)していくことになります。

また、ネガティブな感情については
それがなんらかの要因で
(トラウマ化や、癖・思考に嵌るなど)

そういった感情や物語に執着し
長時間(グルグルとした感じ)
居座っているような状態であったり

長期に渡って巡らせる・反復することで
肉体にも影響を及ぼしていきます。

重要なサイン(警告)は、
より大きくなる傾向があるため
気付き・手放すまで、
さらに強い感情や状況(病気等)を
引き起こすこともあります。

そこに気付かない(=学ばない)
という選択をすることで

似たような出来事を繰り返し(引き寄せ)

同様の反応・感情・世界観を
繰り返す、強化する、
ということが起こりやすくなります。

直感(感覚)と感情の関係性

また、感情は、実際の判断・行動にも
影響を及ぼすことが多々あります。

それは、感情(や気分)によって
判断・行動が支配されている状態で
いわゆる、”感情に囚われる”
という状態です。

そもそも、感情に囚われてしまうと

直感や、真なる感覚を捉える
(本質との一致感や、違和感など)

ということが、とても難しくなります。

実は、ここでいう感情とは、
ネガティブな感情だけではなく

高揚感(いわゆるハイ状態)
も含まれています。

例えば、分かりやすい例ですと
高揚感に包まれている時に
決断したことで

“不本意な結果”
“詐欺”に遭ってしまった

というようなことは

感情によって冷静な観察や
(細かな事象から察すること)

真なる感覚を捉えられないことに
起因している場合があります。

未然に防げた、または小難になる
可能性(サイン)があったとしても

感情によるフィルターによって
事実を歪めて観てしまう
(=サインを見逃してしまう)
ということが多々あり、

(↑恋は盲目、という言葉もありますね。笑)

それは、事実(が在る)以上に

なにかを都合良く捉えたり
被害者物語を展開したり
様々パターンで起こります。

とはいえ、人は皆
そういった失敗を通過しながら

様々なことを学んでいくもので
その経験自体、最善の学びなので
恐れることは全くないのですが^^

自我の特徴を押さえておくと
直感や感覚を捉えやすくなったり
サインに気付くのも早くなります。

感情がグルグルする時の対処法

そういうこともある、と
ささっと流せるような場合は流しつつ

◇ どうしてもグルグル(モヤモヤ)する
◇ なにかを許すことができない
◇ 何度も繰り返している
◇ 俯瞰して見ることができない

そのような時が、あるかと思います。

そういった時の対処法としては、

◇ 感情に囚われているときに
決断しない(迷いがあるときも同様に)

◇ 一旦、目の前のことに集中する
(お皿洗いでも、掃除でも、なんでもOK)

というのは、とてもおすすめです。

また、感情を流していくために
(気付きの方にフォーカスするために)

◇ 感じていることをノートに書く
 (認識する作業)
◇ 気分転換をする、寝る、お風呂に入る

といったことも有効です。

(体が緩むことで、ふわっと気付きが
 湧いてきたりもします♡)

ただ、ここで注意したいのが

◇ 無理にポジティブな方へもっていく
◇ ネガティブな感情を外せば、OK

ということではなく

一旦脇においておく、受け流す、
というイメージです。

インターバルをおくことで、
=感情や思考の渦から距離を取る

真意や感覚に気付きやすくなる
=俯瞰してみれるような状態におく

ということが、目的です。

感情を超えて、進化・繁栄するステップ

物事によって不快な
感情・感覚が起こった場合

まずはそれを認識する
(=受容する)ことが大切で

そこから、感情にフォーカスすること
による物語を展開(思考)していくのではなく

(↑相手がどう~、や被害者物語など)

その出来事の奥にある
真の想い(メッセージや学び)や
気付きの方に意識を向けていくこと

そうして気付いたことを、
自分自身の在り方や
創造に反映させていくことで

出来事(他者)→ 気付く → 反映させる
=繁栄(拡大・解脱)のプロセス

ということが腑に落ちていくため

(現実という結果が教えてくれます♡)

ますます物事の見方や捉え方(=世界観)、
反応も変化していくことと思います。

* … * … * … * …* … * … *

お読みいただきありがとうございます。
それでは、また♡

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