「不快なのに、合わないのに手放せない、離れられない…」という人がいる時には、大きく分けて、2つのパターンがあります
今回は、理由となる2つのパターンを紹介します。
人との関わりそのものに原因がある場合
一つは、人との関わりそのものに対する原因がある場合です
例えば、「人と離れる」ということに対するブロック(抵抗)がある時
人と離れるということに対するブロックとは、
なんとなく離れられない〜
好きでもないのにダラダラと付き合ってしまう
というような場合に当てはまります
「合わない人とも仲良くしないといけない」
ということを、両親や社会から教えられてきた為に、いまだにその信念をもって人間関係に疲弊している人は、とても多いです
合わない人と無理に合わせて一緒にいると、本来のエネルギーや自分がどんどん見えなくなってしまいます
そうすると結果的に、それに気づかせようとトラブルが起こったり、踏ん切りをつけざるをえないようなことが起こってくることもあります
その人を通して、気付きたいことがある場合
もう一つは、その人について「嫌だ・不快だ」と感じているポイントに、自分自身が蓋をしていること・気付きたいことがあるという場合です
つまり、その人を通して、気付きたいことがあるから、気になってしまうのです(嫌いも好きも、惹かれているという意味では同じです)
嫌いなのになぜか気になってしまう、という時はこの理由であることが多いです
その場合、何度も同じようなタイプの人が目の前に現れたりします
例えば、以前私は、自分の意見を強く主張している人・押し付けてくる(と感じる人)に対して、怒りが湧いたり、不快に感じることがありました
それは、私の中にある
- 人に合わせなくてはいけない(無価値感)
(これは一つめのパターンにも共通しますね) - 自分の意見を主張してはいけない
など、様々な盲点となっている意識(設定)があったからです。
そんな感じで、自分自身に対して許可・認めていない性質に反応し、嫌いと感じていたのです。
それは、「その意識(設定)から解放されたい」「本来自分の中にある要素を許したい」(=意識を拡大したい)というサイン、なのです。
そこに気付き、許可していくと、自分がとても楽になりますし、そういった人は現れなくなります(現れても以前のように反応・フォーカスしなくなる)
とこんな感じで、自分の内側をみていくと、必ずなにかしら見つかるはずですので、気になる人間関係を使って内観していくのはとてもオススメです。
人間関係の断捨離についてはこちらの記事をどうぞ↓